創業300有余年の歴史を誇る・・・
京都・西陣の六文字屋半兵衛の金箔打ち和紙
これまで、この金箔打ち和紙は、一般には販売をされてはおりませんでした。六文字屋半兵衛の帯をお買い求めいただいた方へ、差し上げていただけでした。
六文字屋半兵衛の金箔打ち和紙は、すべて実際に金が触れ、槌で叩かれて繊維をほぐした打ち和紙で、帯の材料として欠かせない金糸や金箔の加工工程において使用されていたものが、六文字屋半兵衛金箔打ち和紙(高級あぶら取り紙)の素材となっているのです。それゆえ大量生産はできません。 昨今、一般的となったあぶらとり紙と違い、もともとあぶらとり紙として作られたものではないからです。『正真正銘の本物』なのです。
この門外不出の金箔打ち和紙を、300有余年の時を経て、皆様方にお届けできることとなりました。
◇◇金箔打ち和紙のお話◇◇
●正真正銘の本物
この油とり紙には香川県の伝統工芸品である上質の和紙が使われています。香川から金沢の金箔打ち職人のもとに送られた和紙は、純金の粒をはさみ、上から槌でとんとんと丁寧に叩かれていきます。金が信じられないくらいの薄さの金箔に伸ばされた頃には、和紙も十分に繊維がほぐれ、少量の金の油を吸って滑らかな肌触りに変化しています。丁寧に叩かれた和紙の繊維はキメ細かくなることで、肌にも良く馴染み、油分を吸い取るのに 抜群の吸収力を発揮します。この金箔をはさんだ和紙は、香川から金沢へ、金沢から京都へ旅を重ね、何人もの職人の手を渡りながら最高の状態で包まれて京都の金箔貼り職人の手に渡ります。
たまに金箔を打つ際にはさむ和紙を、実際には金箔打ちに使わずに、素材をそのまま裁断して「金箔打ち和紙」として販売されていることがあります。 しかし、六文字屋半兵衛の金箔打ち和紙は、実際に金をはさんで叩いた後の和紙を利用しているのです。
近年は、少なくなった正真正銘”本物”の金箔打ち和紙です。
●使用方法に最適
和紙にはさんだ金を槌で叩く際に少量の金の油を吸っているため、この油とり紙は絶妙な吸油性を保っています。
皮脂を取りすぎると、肌が「油分が足りない」とかんちがいをして、今まで以上に皮脂を分泌するために“ふきでもの”の元になってしまいます。 美肌を志すためには適度な油分をキープして、表面の余分な皮脂を取り去ることが大切なのです。 この六文字屋半兵衛の金箔打ち和紙(高級油取り紙)を肌にのせてそっと押しつけるだけで、必要な油分は残して余分な皮脂だけを吸収してくれます。 また、表面がとても滑らかなので化粧くずれの心配も無いと好評をいただいております。
●数量が限定である
六文字屋半兵衛の金箔打ち和紙(高級油取り紙)は、一般で市販されている油とり紙のように製品専用で作られている和紙ではないので量産できず、完全なる限定品になります。
六文字屋半兵衛の金箔打ち和紙(高級油取り紙)の素材となる和紙は、実際に京都の工芸品に使われる金箔や金糸を作成した分からしかご用意できないから量産できないのです。
この六文字屋半兵衛の金箔打ち和紙(高級油取り紙)の一枚一枚が、実際に金とともに丁寧に叩き伸ばされた貴重な和紙なのです。
●長く愛用されている
いつの頃からか六文字屋半兵衛ではこの金箔打ち和紙を、帯を購入された方々に差し上げていました。
実際に高級帯や小物の素材として使われた金糸(金箔を糸状に加工したもの)や細金箔に関わった金箔打ち和紙が、質の高い油とり紙として使っていただけることがわかっていたからです。
油とり紙は身だしなみの必需品であり、京都を代表する老舗の機屋で帯を購入したという記念にもなる洒落たみやげ品として、受け取られた10人中10人の方々に喜ばれております。
六文字屋半兵衛の金箔打ち和紙は高級油取り紙として、 「着道楽」京都でエレガントにお洒落を楽しむたくさんの着物美人に認められ、長い年月の間愛用されてきた逸品なのです。
●金箔貼りのあとの和紙の再利用
香川から金沢へ、金沢から京都西陣への旅を終えた貴重な金箔打ち和紙。ただ捨ててしまうにはあまりにも心もとなく、この和紙をあぶらとり紙として皆さまに手に取っていただけたらと思います。「金箔打ち和紙あぶらとり紙」は、他のメーカーやあぶらとり紙専門店などでも販売されていますが、その多くは、金箔をはさんでいない元の和紙を加工して作られています。六文字屋半兵衛の和紙はすべて実際に金が触れ、槌で叩かれて繊維をほぐした打ち和紙で、それゆえ大量生産はできません。槌で叩く際に出てくる純金の油を適度に吸い、肌になじみやすく皮脂を取りすぎない金箔打ち和紙はあぶら取り紙として最良のものです。
◆六文字屋半兵衛について
ものづくりの町、京都の西陣で創業315年もの間、代々織物業を営んでいる老舗です。 昭和42年に岡文織物株式会社を設立され、社内には専門の職人が多数在籍し、分業が当たり前の西陣では珍しく企画・デザイン・製作までの多くの工程に携わっているのも特徴です。
ひとつひとつの製品は昔ながらの「一点もの製作」に近い形で行っているそうです。 また現在ではほとんど作られていない最高礼装用の丸帯を復活させて、西陣でも丸帯の代表的なメーカーとなりました。
西陣地区の京都市上京区にある本社屋の榎邸は西陣で代表的な町家建築として有名で、京都市指定文化財でもあります。
◆六文字屋半兵衛の名の由来
江戸時代は元禄の頃に初代当主の半兵衛さんが西陣で織物を業とされました。 その時に法衣織物を手がけたことから「南無阿弥陀仏」の「六文字の名号」より「六文字屋半兵衛」と名付けられました。
☆☆よくある質問☆☆
Q1.金箔打ち和紙とは何ですか?
A1.金を金箔に延ばしていく際に、和紙の間に金を挟みこみ、叩いて延ばしていくのですが、その際の和紙を金箔打ち和紙といいます。私共で販売しております金箔打ち和紙は、実際に金箔打ちに使用したものを販売しておりますが、中には実際に使用していない和紙を金箔打ち和紙として販売している業者さんもございます。槌で叩かれて繊維がほぐれた打ち和紙だからこそ、あぶらとり紙として、適度な吸収力・使用感を出せるのです。
Q2.以前使用していたあぶらとり紙のような強力な吸収力がないのですが?
A2. 皮脂を取りすぎると、肌が「油分が足りない」とかんちがいをして、今まで以上に皮脂を分泌するために“ふきでもの”の元になってしまいます。 美肌を志すためには適度な油分をキープして、表面の余分な皮脂を取り去ることが大切なのです。








